整理収納アドバイザーがお届けする整理収納のコツ〜パントリー編〜
こんにちは^^
愛知県碧南市にある工務店「Cocowahome」の名倉です。私は整理収納アドバイザーでもあります。
片付かない原因や問題点を見つけ出しながら、モノの関わり方やその問題を解決する。それが私たち整理収納アドバイザーの役目です。
整理収納アドバイザーが提案する収納術を、毎月お届けしています。
今回は「パントリー編」です!
■多様性のあるパントリーを計画しよう!
家づくりを検討している方から「ほしい!」と人気の高い「パントリー」。
パントリーとは、キッチン近くにある、食器や食料品などを蓄える小部屋のことです。パントリーを取り入れるお施主さまからは、
・パントリーの広さって?
・パントリーって収納が難しのかも
などのお声もいただきます。
私はパントリーには「多様性を持たせること」が大事とお伝えしています。
お米をストックしたり、ミネラルウォーターの買い置きをしたり、はたまた日用品を置いたり、分別ゴミを閉まっておいたり…パントリーには、暮らす上で必要な、いろんなモノを収納します。
ですから、広さはもちろん、何を収納するのかも考えながら、多様性のあるパントリーを計画する、それがベストなんです!!
■パントリーの棚の高さや奥行きは?
パントリーは、広過ぎても無駄かな、と個人的に考えます。(キッチン周りに極力ものを置きたくない!すっきりしたキッチンにしたい!とお考えの人はキッチン横に大きなパントリーを設けると◎)
具体的な広さとしては、約1坪(約2帖)の広さがあれば不便はないと思っているのです。
パントリーの棚の高さ、奥行きなどについて。棚の奥行きがありすぎると奥行きいっぱいにまでモノを置いてしまうので、出し入れがしやすいよう奥行きは狭いのが◎(重いものを収納したいとお考えの人は、事前にパントリーをつくる際に、どこに収納するのが良いのか計画しておきましょう)
パントリーの棚の作り方のコツはもうひとつ。
それは、L字型ではなくストレートにすること! L字型にすると、L字の角がデットスペースとなり、そこにモノが溜まりやすくなってしまうからです。
そして、入り口から右側もしくは左側に棚がストレートに並び、奥に勝手口を設けるようにするのがオススメ!モノの出し入れがしやすくなり、生活動線もスムーズになります。
マイホームが完成したあと、パントリーの使い方のアドバイスは…
・普段出し入れするモノは目線以上の高さに置かない
・使用頻度が少ないものは上の棚、重たいものは下の棚と収納場所を分ける
です♪
実際にパントリーを使ったことがない人も多いと思いますので、Cocowahomeではマイホームを建てる方へ、経験と実例を交えたご提案をいたします!
最終更新日:2020年4月28日